語り合おうロータリー

語り合おうロータリー

第2610地区 ガバナー 岡部 一輝 氏

 私は今年の正月明けにサンディエゴへ行ってきました。そこでRIのジョンFジャーム会長から、「人類に奉仕するロータリー」というテーマをいただきました。私は、そのいただいたテーマをどういう風に第2610地区の65クラブの皆さんにお伝えしようかと思いました。そのまま伝えてもよかったのですが、それをロータリーの活動にどう結び付けていくかということを考えました。そこで私は「人類」という言葉を「人々」と読み替えることにしてみました。「人々に奉仕するロータリー」というのは何だろうか。それは65クラブの一つ一つが元気になり地域に密着しながら奉仕活動を進めることだという風に考えました。そのために自分たちのクラブが元気になるにはどうすればよいか。それが会員の維持、増強につながるのではないかと思います。現在クラブ内で年齢差が広がっています。クラブそのものの高齢化も進んでいます。そのため若い人を仲間に入れるときに意識の格差が生じるという問題を抱えているクラブがいくつかあります。その問題にどう向き合うかというときに私は「語り合おうロータリー」という標語を使いました。仲間同士ロータリーをもっとよくするにはどうしたらよいかということを語り合っていきたいと思います。語り合うということは学びあうということに通じると思います。学ぶはまねるから来ているといいます。語り合うことによっていい人のいいところを見習うというのが大きな学びになると思います。私はジャーム会長の意思というものを語り合うという形で伝えていきたいと思います。その中でいろいろな目標がありましたが、私は3つの目標に着目しました。1、ポリオの撲滅、2、クラブの活性化(会員の維持増強)、3、ロータリー財団の100周年記念の成功です。この3つの目標を65クラブの皆さんに投げかけています。その目標の一つ、100周年記念の成功を祈念して、65クラブみんなでニコボックスでのお祝いをしたいと考えています。またRIの会長表彰に金沢西ロータリーが挑戦してもらいたいと思っています。そのためには努力をしてもらいたいと思っています。そのためには2つの柱があると思っています。ひとつは、課題を理解して検討していただくということです。新しい視点で検討していただきたいと思っています。もうひとつはMyRotaryへの接触をしていただき、使う習慣を身に着けてほしいと思います。
 私がロータリーのガバナーを引き受けたのは、私は今74歳でありますが、自分で人生を切り開きながら、助けを求めながら生きてきましたが、それが何かの時に若い人あるいは誰かの参考になる部分があれば紹介をするという恩返しという思いでした。人格というものをどう作り上げていくのかという部分で、ロータリーは非常に素晴らしいと思います。