肌のはたらきを通して学んだこと

肌のはたらきを通して学んだこと

㈱アルソア長路 部長 廣田 比呂子 氏

 私は中能登町出身で、学生時代はグラフィックデザインを専攻、㈱箔一に就職した後、2000年より㈱アルソア長路に入り、現在は三児の母ながら、現場で「肌のはたらき」を伝えるなど従業員への教育やサポートを担当しています。
 23歳の入社当時は脂性でしたが、「肌って変わるのよ」と社長に教えてもらい、実際に私の肌も変わりました。人の第一印象とは、会って10秒で決まり、その後の付き合いは10分で決まるといわれています。
 心理学的には①外見②態度③話し方④話の内容の4つで、相手のイメージを形成し、特に①外見では服装・表情で9割決まります。また、肌は内臓の鏡であり、例えば敏感肌や肌荒れは免疫の低下、脂性は腸内環境の乱れ、くま・しみは冷え、肝機能の低下を表しています。
 健康になるには、「食」と「肌」の二つから、「食」ではマゴワヤサシイなどお野菜中心に、「肌」では温泉などから、自然のビタミンやミネラルを摂ることで体内酵素が当たり前に働くことが出来るようになります。肌は外見の印象と目に見えない身体の中や心の状態を教えてくれますし、心と身体と肌は繋がっていることが分かります。心の健康とは前向きであることや、明るさ、素直さ、落ち込んだ時には身体を動かすと良いということなど、私は「肌のはたらき」を通して学ばせてもらいました。