第43回優良従業員表彰

第43回優良従業員表彰

田辺邦雄職業奉仕委員長が、表彰を受ける4人の功績を紹介した。

 

 城西運輸機工(株)経理課長 澤野健豪様
 新卒後、24年間一貫して経理の業務をこなし、事務効率化を推進しながら業務に多大な功績を残している。

第43回優良従業員表彰 桂記章(株)営業部営業スタッフ 山岸理恵子様
 平成6年4月入社以来勤続17年、営業スタッフとして顧客の対応、営業事務の計数管理など、女子社員の模範として、仕事に対する姿勢は上司の認めるところである。

 

 

 

第43回優良従業員表彰 フルタニランバー(株)商品管理部課長 米光功様
 平成11年9月入社後、3年間は営業部に所属、その後、商品管理部に移り、現在、部下5人を持つ責任者に成長しました。性格的に非常に明るく、素直さと謙虚さを持ち合わせ、営業部員からも信頼されている。

 

 

第43回優良従業員表彰 (株)エー・オー・シー総務グループ経理課課長代理 竹内裕美様
 人材派遣会社の経理担当として、派遣先や請負先それぞれの複雑な給与体系に精通し、ミスのない仕事を10年にわたって続けている。真面目で熱心な勤務態度は部下の模範となり、会社の信用を築き上げた。

 

 

 清水会長が「私流の表現だが、世の中に『儲ける会社』と『儲かる会社』の2つがある。儲ける会社は不当な利益を追求する会社、儲かる会社は社会、企業、顧客のために良い仕事を提供し、そこから利益が生まれる会社。ロータリーも職業奉仕で高い倫理観をもって仕事をやっていくことを考えている。仕事の根幹なので、皆さまも頑張ってほしい」と祝辞。受賞者を代表し澤野様が「本日の感激を忘れることなく、決意を新たに一層職務に精励し、企業の発展と豊かな社会づくりに微力を尽くす所存でございます」と謝辞を述べた。

 

第43回優良従業員表彰 この後、残りの時間を利用して田辺委員長が、歴史都市の第一号に認定された城下町としての金沢について「卓話」をした。
歴代藩主の功績を紹介。名君とされる5代綱紀の代で前田藩の形ができ、美術工芸など現在の金沢の基礎ができた。11代の治脩(はるなが)は文学校「明倫堂」と武学校「経武館」を創立、宝暦の大火で焼失した石川門も再建した。13代斉泰(なりやす)で兼六園が今の形になり、14代の慶寧(よしやす)は卯辰山を総合開発し、病院や繊維、製紙、陶芸、金工などの産業振興も果たした――と解説した。