石川日野自動車（株）代表取締役社長 小林 洋 氏
（金沢西RC 前環境保全委員長）
昨年度になりますが、環境保全委員会の活動として、石巻市の被災地の保育園にプランター寄贈を行いましたので、その報告をさせて頂きます。現地へは、委員長の私と社会奉仕委員長の切道さんの2人で行きました。今日は切道さんが作成してくれたDVDを皆さんにご覧頂いて、紹介をしていきたいと思います。
環境保全委員会では、毎年、会員の皆さんとともにプランターを手作りし、お花とともに寄贈しています。私が委員長になった年度（2011-2012）については、被災地の子供たちに何かしてあげられないかと思い、手作りのプランターとお花を届けようと計画しました。
プランター作りは、平成24年5月13日に「もく遊りん」で会員の皆様のご協力を頂き、実施しました。お陰様で30個ものプランターを作ることができました。
石巻へは6月18日の朝、車に120鉢の花を積んで出発しました。走行距離は600キロを超え、7時間20分かかって仙台に到着しました。仙台に1泊し、翌朝、石巻市前谷地保育所に向かいました。
現地では、園児が大勢出迎えてくれました。プランターとお花の寄贈式では、金沢西ロータリークラブとして石川県から来たことなどを挨拶として話しました。子供たちの笑顔が見られて、来てよかったと思いました。「きれいなお花をありがとうございます。」と子供たちや保育園の関係者の皆さんからお礼の言葉を頂きました。
その後、日野自動車石巻営業所の副所長さんに被災地の案内を頂きました。橋が流され、仮設の橋が架けられている箇所、海水が引かずに多くの水たまりや池ができている光景、解体されずに放置されている家屋、荒れた土地、がれきの山がいたるところにありました。がれきの集積場にも行きました。あまりにもの量にがれきの丘が出来ていました。
後日、保育園からお礼状が届き、喜びの声、大切に育てているということも書かれていました。ご協力いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。
