海外研修の報告

海外研修の報告

金沢高等学校インターアクトクラブ 顧問 島 弘史教諭、前川 華澄さん、村中 志保さん

〈全体報告〉
3月24 ~ 30日に訪問。オーストラリアは秋になるところでしたが、35度を超える日ばかりでした。また大陸性気候で大変乾燥していました。
セントマリー大聖堂ではきれいなステンドグラスを見ることができました。オーストラリアでは、ほとんどがキリスト教なのだそうです。
英語でのコミュニケーションは大変難しかったですが、ホストファミリーの方々は熱心に私たちの英語を聞いてくれました。ホームステイ先はどの家にもプールがある大豪邸ばかりでした。
学校での交流会では、ケントハーストのパブリックスクールに行きました。日本文化の紹介では、紙芝居で北陸の紹介をし、折り紙では鶴などの簡単なものを一緒に折ました。日本の遊びと題して、剣玉やお手玉、綾取りなどをし、ロータリーの方にも協力していただき書道も行いました。
普段の授業にも参加する機会を作ってもらいました。数学や物理の授業では、パソコンやプロジェクターを使い、日本の授業との違いに驚かされました。
ホームステイ先のお別れパーティーでは、全員が浴衣を着ました。サンキューレターと記念品をお渡しし、感謝の気持ちを伝えました。出し物として篠笛の演奏や踊りを披露しました。最後には「蛍の光」を日本語で演奏しました。ホストファミリーの方々にも英語で一緒に歌っていただき、とても感動的なパーティーになりました。
このような機会を提供してくださった2610地区の皆様、関係者の皆様には大変感謝しています。ありがとうございました。

〈海外研修に参加して/村中志保さん〉
学校訪問では、幼稚園から同世代までいろんな人とふれあいました。日本の遊びに想像以上に興味を示してくれてうれしかったです。幼稚園から勉強していることにも驚きましたが、パソコンやタッチパネルなどの先端技術を駆使し、それを使いこなしていたことにさらに驚きました。すべてが貴重な体験ですが、一番の収穫は国際交流の楽しさを、体験をもって実感できたことです。

〈海外研修に参加して/前川華澄さん〉
私がこの研修で学びたいと思っていた点は2つ。1つは海外の暮らしと日本の違い、もう1つは現在ある自分の英語力がどこまで実践で使えるのかでした。
今回身にしみてわかったのは、自分が言いたいことを英語でなかなか表現できなくて、コミュニケーションが取りづらかったこと。
私自身、まだ井の中の蛙であることを身にしみて知った研修でした。

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