心をトレーニングして販売を成功させる

心をトレーニングして販売を成功させる

(株)プロ保険 代表取締役
中川 修一 氏(金沢西RC会員)

 私は営業の仕事をして45年ほど経ちますが、『心をトレーニングすることが大切だ』と言う事を学びました。心のトレーニングは、イメージトレーニングと若干違い、心に力があるから技があり行動力もあると考えます。
●『心技体』の『心』はすべてのエネルギーの源です。
1.肯定的に考えること。(すべて受け入れるから人も受け入れてくれる)
2.恐れがないこと。(恐れの裏には怒り、悲しみ、コンプレックス、後退、取越苦労などがある)
3.自分の潜在能力を自ら開発する。潜在能力を鍛える。
4.何が起きても何を言われても気持ちの軸をブラさない。(つぶやく)
  「私はそんなことで動揺しない絶対対応できる」と、声に出しても心の中で呟くのでもよい。
5.自己評価を高く保つ(紙にはっきり書く)肯定的な錯覚を起こす。
6.公平、笑顔、感謝、正直、親切が大切である。弱音、愚痴、悪口は言わない。
●『心のトレーニング』をすることで『心』『技』が磨かれ、『技』も購入者のニーズを掴み、それに応じる方法を見つける事ができる。
●『心』を磨いて『体』を磨く。PDCA計画(行動、評価・分析、改善・応用)は、自分との約束を忠実に守り、恐怖心に負けないで勇気を出して、利他の精神で肯定的に考えると、エネルギーが湧きアイデアが湧いてくる。
●心得
1.「身体中心」に考えず、外の環境に影響を受けない「心」に重点を置いて、考え行動すること。
2.販売は他人との競争ではありません。正直に自分と向き合い、心技体を鍛えていきましょう。
3.仕事を進めていく中で、戦略は臨機応変に。
4.もし、経営まで考えられる営業人ならば、お客様、販売先と言う観念から離れて訪問先をある意味我々と同じ経営ブレーンの一つなのだと考えてみる。
5.日々楽しく精進し、販売哲学を創造し続けましょう。

 自分の思考が人生を作りますし、行動につながります。私の目標は日々楽しく仕事(人生)をすることです。
 心のトレーニングも身体のトレーニングと同じで、毎日繰り返し行うことで必ず強くなっていきます。