全国のロータリークラブの例会あれこれ

全国のロータリークラブの例会あれこれ

畠経営グループEQA グローバルレジストラ(株)
代表取締役社長 円城 将義氏(金沢西RC会員

 ここ数年、インターネットを活用したコミュニティサイトのフェイスブックを使っています。フェイスブックでは、全国のロータリアンとの繋がりができ、多くのフェイスブック上の友達ができました。彼らの日記には、各クラブの例会の様子が書かれており、地域性やそれぞれのクラブ独特の文化を感じ、とても面白いなと思い、今日は全国の15クラブの事例を紹介したいと思います。
 愛媛県にある北条RCは、毎回素敵な卓上花が演台に生けられています。会員さんにお花屋さんや華道の先生など関係する方がいるのでしょうか。
 静岡西RCでは、社員、友人、家族など誰でもご招待できる夜間例会が設けられています。また、年度末の例会では、理事、役員の退任挨拶にあてられていることには、なるほどと思いました。
 釧路ベイRCでは、ひな祭り例会、スポーツ例会、年数回の会長卓話、焼肉例会などバラエティーに溢れていて、面白いと思いました。また、ソングリーダーという方が、ロータリーソング斉唱の時に前に出て、指揮棒を持って指揮するのもユニークです。
 神奈川県の厚木県央RCでは、野外映画鑑賞例会、公開例会などがありました。他のクラブでもオープン例会やPR例会と言った取組みがみられ、会員増強にも有効な取組みではないかと感じました。
 奈良県の生駒RCでは、例会場が3つもあり、週ごとに変わるのが特徴的です。同じく奈良県の橿原RCでは、大相撲大阪場所を見学する例会が催されていました。
 幾つかのEクラブの例では、インターネット上でメークアップ料をクレジットカード決済したり、RI会長とネットで合同例会できるなど、他ではみられない特徴がありました。個人的には、互いに顔を合わせて親睦を深められる現実の例会の方が有意義に感じられますが、好みの問題ですね。
 水戸東RCでは、新会員の入会式でくす玉割りが恒例なのだそうです。入会式は緊張するものですが、歓迎ムードが伝わってきて思い出にもなりますし、とてもいい取組みだと思いました。
 県内においても金沢百万石RCや小松シティRCでは吊下げ型の鐘ですし、金沢北RCではドラが使われており、点鐘ひとつとっても面白いものだと思いました。
 先日訪問した浦和東RCでは、例会前の3分間に握手タイムがあり、互いの親交を深めるのに役立っていると感じました。座席が決められ、定期的に変更されるので、いろんな方との交流も深められます。
 これらのような例会が良いとか悪いとかではなく、地域性、各クラブの文化に違いがある点を踏まえて、面白い例会もあるものだと話のネタにして頂ければという思いでご紹介しました。
 卓話後、アイサーブ、ウィサーブの理解を前提として考えなければならないという話も出まして、誠にその通りだと思いました。面白い、楽しい、意義があるなどの観点は必要ですが、金沢西クラブの伝統や文化にはずれないという前提は重要だと思います。