交換留学を体験して

交換留学を体験して

派遣交換学生 髙木 大輔 君(髙木会員のご子息)

 交換留学生として1年間、オーストラリアのメルボルンに留学しました。
 派遣いただきありがとうございました。また、出国帰国の際には、お忙しい中、空港まで来ていただきありがとうございました。大変感謝しています。また、両親にも感謝しています。
 留学のきっかけは、父から「騙されたと思って行ってみれば。絶対楽しいよ。」と言われたことです。実際に、本当に素晴らしい1年になりました。留学に行って良かったと本当に思っています。
 メルボルンに着いた直後は、相手が何を言っているかわからず、不安でしたが、1週間後に学校が始まってからは、そのような不安はなくなりました。
 第1ホストファミリーの家は、町の中心地から少し離れていて、学校に行くのに2時間弱かかりました。自分が通っていたプリンスヒルセカンダリーカレッジは、自由な学校でした。仲のいい友達ができ、特に日本人とオーストラリア人のハーフの友達には助けられました。英語が母国語ではない生徒の英語のクラスのメンバーは、1年間同じだったのでとても仲良くなりました。学校で留学生は自分1人でした。
 第2ホストファミリーは、カウンセラーをしてくれた方で、3週間お世話になり、その後もパーティ等に呼んでくれました。
 第3ホストファミリーにはたくさんの子がいて、賑やかで楽しかったです。ホストファザーは自分がお世話になったオーストラリアで最初にできたメルボルンRCの会長でした。
 最後のホストファミリーは、1人の男性で、7か月間を彼と過ごしました。キャンベラのパーラメントや全豪オープンの決勝を見に行きました。ニュージーランドに行き、3週間滞在しました。砂漠に行って頂上から滑り降りる遊びをしたり、セスナに乗ったり、ヘリで雪山に行ったりしました。
 3月の後半からは、留学生のバスツアーに参加し、エアーズロック・グレートバリアリーフ・ゴールドコースト・シドニーなどに行きました。
 4月には日本から両親と祖母2人が会いに来てくれました。
 留学中は、朝6時に起きて学校に行き、15時に学校が終わり、友達の家に行き、サッカーをしました。約半年後から、メルボルン大学に卓球の練習に行くようになりました。もっと早くから行きたかったですが、英語に自信がなく一人で行くのを躊躇していました。もっと早くから行けばよかったと後悔しています。
 オーストラリアでは何事も適当に考えています。日本人はまじめで、勉強や仕事のし過ぎといわれるのもわかると思いました。
 留学での一番の収穫は、友達・ホストファミリーなどいろんな人の出会いだと思います。素晴らしい人たちと出会え、充実した1年でした。