ロータリーの魅力

ロータリーの魅力

国際ロータリー2610地区ガバナー 柳生 好春 氏(野々市RC会員)

 本年度のRI会長のテーマは「世界のプレゼントになろう」です。これは援助をしようということでは無くて英文の「GIFT」という言葉の中には、私たちが天から与えられた「才能・能力」を世界のために発揮して貢献しようという意味が込められています。本年度はガバナーとして、各クラブが元気になるお手伝いを一生懸命やらせていただきます。
 私もロータリーに入って25年が経ちましたが、金沢西RCには私より先輩の方々が10人もおられます。それはとてもすばらしいことだと思います。
 その25年の活動の中でクラブ奉仕について、最近気づいたことがあります。クラブ奉仕はクラブの運営に携わるぐらいにしか思っていなかったのですが、単なる運営では無くて、そこにはクラブの仲間のために役に立つというクラブサービスの精神があります。その最大のものは何かというと、それは例会です。例会こそが1番のイベントです。しかしマンネリ化してしまいがちです。この例会を魅力あるものにすることが必要だと考えます。ちょっとした工夫で例会も変わります。
 RIの戦略計画の最初のテーマが「クラブのサポートと強化」となっています。それは、クラブの例会の刷新性・革新性を求めています。そのためには例会での卓話が重要になってきます。会員の方々の経験談や苦労話が若い会員の方々にとって大変参考になると思いますし、内容の濃い会員卓話は、それが職業奉仕にも繋がると考えます。
 本年度の金沢西RCの新谷会長のテーマに友情を深めるとありますが、私は、これから友情について、アピールしていく必要があると考えています。ポール・ハリスが後年「なぜロータリーを作ったか」と問われた時に「友人がほしかったから」と答えたそうです。海外では友情は大変重い徳目とされています。週1回の例会が、ロータリーにとってすばらしい仕組みであり、そこで絆や友情が生まれると思います。
 それからロータリーのもう1つの強みは、職業奉仕だと思います。ロータリーの会員はそれを認識して、アピールしていかなければならないと思います。私はロータリーほど人間性が鍛えられる、経営者としての資質が磨かれる団体は無いと思います。そういったところをアピールしながら、会員増強にも繋げていきたいと思っています。
 この1年間、まだまだ先は長いですが、頑張ってまいりますので、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。