ロータリーで学ぼう

ロータリーで学ぼう

国際ロータリー第2610 地区ガバナー
湯浅 外志男氏(小松RC 会員)

 これから姉妹クラブとなる浦和東クラブの方々がご出席のときにガバナー訪問ができて嬉しく思います。本日の例会で我らの生業を歌い、4つのテストを唱和させていただきました。4つのテストの唱和は、富山・高岡では大方していますが、石川県では僅かです。4つのテストは歌もありますが、唱和のほうが引き締まると思います。
 ロータリーの核心と言われている項目があります。「超我」、「高潔」「多様性」、「奉仕」、「親睦」、「リーダーシップ」です。これが100間年続いた核心であるとRI 会長ロン D. バートン氏は言われています。しかし、本当にそうなのか、やはり自分の足下から知ることが必要ではないかということで、今年度の私のテーマを「温故知新」としました。前RI会長田中作次氏は平和というテーマを掲げ、3カ所において平和大会を行ったわけですが、そのときにもやはり「過去に学ぶ」というキーワードがありました。歴史は繰り返すといいますが、なぜだろうかと問い質す、そういう疑問も必要ではないかと思います。
 10月5日、6日、地区大会が行われます。メインとなる講師には川本八郎さんをお呼びしました。彼は立命館大学の事務長から、専務理事、常務理事、最後は理事長となった方で、その間に学校を2つ作り上げました。もう1人は高橋世織さんです。日本映画大学の教授で、日本の素晴らしさをどう表現するかについてお話いただく予定です。是非とも多くの方の参加をお願いしたいと思います。
 日本と台湾の友好親善会議の第5回目が日本で行われます。第3回目は京都で行われ、第4回目は来年台湾で行われます。2016年にはこの地で行ったらどうだろうかという話があります。
 ロータリー「未来の夢計画」という補助金制度が出来ました。当クラブの継続事業である辰巳用水清掃事業などにこの補助金制度を大いに活用していただきたいと思います。取り組みのメニューは限られていないので、柔軟に対応することができ、ひいては会員増強に結びつくのではないかと思っています。皆様にはクラブの活性化のために、いろいろなところに参加していただきたい。そうすることによって自分の世界が開け、ロータリーというものの認識を深めることができるのではないかと思います。