スポーツの力で石川を元気に

スポーツの力で石川を元気に

(株)石川ツエーゲン 代表取締役ゼネラルマネジャー 
西川 圭史 氏

 Jリーグを調べた際に、サッカーを通じてまちづくりや人づくりが出来るのではないかと感じ、石川ツエーゲンに加わりました。そういう意味ではサッカーを強くするというよりも、サッカーというスポーツを通じて町を作ったり人を育てたりすることで地域に貢献していきたいなと思っています。ツエーゲン金沢は今年で13年目のシーズンになります。
 来場者は1番多かったシーズンで1試合平均が約5,000人、今は約4,500人の方がスタジアムに来て頂いております。その中でもツエーゲン金沢のホームゲームは、家族連れが6割程を占めています。
 今シーズンの選手登録では、作田選手と谷口選手の2名が石川県出身選手です。これはまだまだ少ないと思います。J1・J2・J3合わせて54クラブあり、約1500名が選手登録していますが、石川県出身の選手は数名程度と少なく、サッカーにおいてはまだまだ成長途中いうところもあるので、ゆくゆくはツエーゲン金沢の半数くらいが石川県出身選手になればいいなあと思っています。4月6日現在のツエーゲン金沢は、2勝3分2敗で11位と悪くない順位にいますので、一つでも上を目指して頑張っていきたいと思います。
 Jリーグの理念は、1つ目はサッカーの向上、2つ目はスポーツを文化として育てようということで、人々の心と身体の健康を作ることに寄与していくことがあげられています。我々もこれを大切にし、進めていきたいと考えています。